たたみ・ふすま
たたみ
シロアリ被害の修理(簡単な床下修理は畳部で承ります)
障子修理
和紙の話
みなさんは、お札を洗濯してしまったという経験はありませんか? ついついポケットに入れてた1,000円札、洗濯機が止まって洗濯物を干そうとしたら、「あっ!やっちゃった!」なんてこと・・・
でも、その1,000円札は破れてなかったこと。「 ホッ!良かった! 」とか「 破れてないし、インクも番号も消えてない 」とか・・・
不思議だと思いませんでしたか?
それは何故か? それは日本紙幣は日本にだけ昔からある「 和紙 」だからです。「 和紙 」はスゴいんですょ。その上、日本紙幣はペラペラの紙のようですが、複数の層に貼り合わせてある和紙なんですょ。だから「 透かし 」という細工ができるんです。日本紙幣に詰まった造幣局の技術はスゴいんです。
一般的な家庭にある建築材料としての「 和紙 」というと何を思い浮かべますか?
そう!!「 襖紙(ふすまがみ) 」や「 障子紙(しょうじがみ) 」が代表的存在で、その他「 掛け軸 」「 屏風 」等が有ります。
「 和紙 」の代表とも言える日本紙幣は、製造過程の加工方法にも秘密があるんでしょうけど、耐水性に富んでいます。と言う事は、その製造工程に類した「 襖紙 」「 障子紙 」も「 洋紙と比べると断然、湿気に強い 」と思いませんか?
その昔、アメリカが日本紙幣の製造技術を教わりに来たとか、買いに来たとか・・・
日本人の先人の知恵は、こんなところでもスゴかったんですね!
太平洋戦争で活躍した「 零戦(ぜろせん) 」のボディーも軽量化と強さから和紙だったと聞いたことがあります。
今は、古来からの「 本鳥の子和紙 」、牛乳パックや古新聞等を再利用して和紙のような製造工程を経た「 新鳥の子和紙 」、強さ重視の「 化繊入り和紙 」等があります。
どのタイプの和紙も弊社では「 襖紙 」「 障子紙 」として準備しています。
歴史を感じながら「 和紙 」を感じてみませんか?